英語シャドーイングのやり方:初心者向けの手順と無料の練習方法
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて影(shadow)のように追いかけて声に出す練習です。話し手のリズム、強く言う語、つながる音、間の取り方をそのまま真似します。初心者は、まず英文を最後まで聞いてから言う練習(リピーティング)で始め、慣れたら話し手と同時に言うシャドーイングに進むと続けやすくなります。Sadaなら、動画の英文を1文ずつ、ブラウザだけで聞いて、言って、録音して聞き比べられます。
まず1文だけ試してみましょう(6語)
英語学習者向けポッドキャストの 02:20.0 の場面が開きます。短く、ゆっくりした英文です:“You don't need to speak fast.” 「聞く」を押すと英文が流れます。練習は「あとで言う」のモードで開くので、「録音する」を押し、英文を最後まで聞いてから、話し手が止まったあとに同じ英文を言ってください。録音は自動で止まり、あなたの録音と元の音声を並べて聞けます。
無料で、アカウント登録も有料プランもありません。録音はあなたの端末に保存され、外に送られません。 アプリの画面は日本語で開き、練習する英文は英語のままです。
シャドーイングとは:リピーティング、オーバーラッピングとの違い
shadow は英語で「影」という意味です。シャドーイングでは、話し手の影のように、ほんの少し遅れてついていきながら声に出します。目的は、英語を英語のリズムと音で言えるようにすることです。どの語を強く言い、どの語を弱く短く言うか、語と語がどうつながるか、どこで区切るかに耳を向けます。
- リピーティング:英文を最後まで聞いてから、止まったところで同じ英文を言います。Sadaの「あとで言う」です。最初はここから。
- シャドーイング:聞きながら、少し遅れて同時に言います。Sadaの「同時に言う」です。
- オーバーラッピング:英文を見ながら、音声とぴったり重ねて言います。Sadaでは画面に英文が出るので、「同時に言う」で英文を見ながら言えばオーバーラッピング、画面を見ずに音だけを追えばシャドーイングに近い練習になります。
このページの練習リンクは、すべて「あとで言う」で開きます。
英語シャドーイングのやり方:5つのステップ
- 意味を理解します。「聞く」を押して英文を2〜3回聞き、画面の英文を読みます。知らない単語があれば、言う前に意味を調べておきましょう。意味がわからないまま言うと、音をなぞるだけになりがちです。
- 聞いてから言います。「あとで言う」で「録音する」を押し、英文を最後まで聞いてから、全体を言います。
- 聞き比べます。自分の録音と元の音声を聞き比べ、「あなたの録音では聞き取れませんでした」と表示された語を確認します。1回の録音で直すのは1つだけ、たとえば「語末に母音をつけない」などに絞ります。語が認識されないのは、発音のせいだけでなく、周りの雑音や認識の誤りのこともあります。
- 話し手と同時に言います。楽に言えるようになったら「同時に言う」に切り替え、英文の終わりを待たずに、少し遅れてついていきます。速すぎるときは、速度を 0.75× にします。
- 次の英文へ進みます。1回の練習は2〜3文で十分です。動画の音で自分の声が聞こえにくくならないよう、イヤホンを使いましょう。
1日10分でも、毎日続けるほうが効果的です。毎日決まった英文で練習したいときは、Sadaの30日間プログラム(英語)で、1日5つの短い英文に挑戦できます。
次の5文:日本語話者がつまずきやすい音を短い順に
どの英文も、日本語を話す人が特に気をつけたい音を含むものを選びました。リンクを押すと、Sadaでその場面が開きます。英文を最後まで言い、録音を聞いてから次へ進みましょう。
“Not missiles, but microbes.”
Bill Gates · 0:59 · 4語。missiles の L と microbes の R を言い分けます。語末の s は濁った /z/ で、「ズ」のように母音をつけません · この英文を練習する →
“Where did you leave my keys?”
Julian Treasure · 6:48 · 6語。leave は舌先を上の歯ぐきにつける L で始まり、最後の v は「ブ」ではなく下唇に上の歯を当てる /v/ です · この英文を練習する →
“I was stressed, and I was frustrated.”
Oprah Winfrey · 6:01 · 7語。stressed は「ス・ト・レ・ス」と母音を入れず、str をひと息で。frustrated の fr も同じです · この英文を練習する →
“No one was over five foot five.”
William McRaven · 2:03 · 7語。five と foot の f は下唇に上の歯を軽く当てる音で、「フ」の吹く音とは違います。over と five の v も同じ形で声を出します · この英文を練習する →
“How can you get fired from a company you started?”
Steve Jobs · 6:09 · 10語。fired と from には f と R の両方があります。get や started の語末に「ト」「ド」のような母音をつけません · この英文を練習する →
日本人がつまずきやすい5つのポイント
- カタカナ読み(母音を足してしまう)。stressed を「ストレスト」、good を「グッド」のように、子音のあとに母音を入れると、音節が増えてリズムが崩れます。子音だけで終わる、子音を続けて言うことを意識しましょう。
- L と R。L は舌先を上の歯ぐきにつけて言い、R は舌先をどこにもつけずに少し奥へ引きます。日本語のラ行はどちらとも違う音です。light と right のように、意味が変わる組み合わせで練習すると違いがわかります。
- TH。think の /θ/ と the の /ð/ は、舌先を上の前歯の先に軽く当て(または歯の間から少し出し)、すき間から息を出します。「ス」「ズ」とは違う音です。TH の練習ページ(英語)もあります。
- F と V。five の f は「フ」のように唇をすぼめて吹く音ではなく、下唇に上の歯を軽く当てて出す息の音です。v は同じ形で声を出す音で、「ブ」のように唇を閉じません。
- 全部の語を同じ強さで言う。英語では、a、the、to、was のような小さな語はふつう弱く短く言い、意味の中心になる語を強く言います。シャドーイングは、この強弱のリズムを本物の音声でまねるのに向いています。
シャドーイングの効果と、教材の選び方
シャドーイングを続けると、英語のリズムや音のつながりに耳が慣れ、聞き取れる英文が増えやすくなります。自分で言える音は聞き取りやすくなるからです。ただし、話す力を伸ばすには、自分の言葉で文を作って話す練習や、人と話す機会も必要です。シャドーイングだけで「何日でペラペラ」になるわけではありません。
教材は、自分のレベルより少しやさしく、ゆっくりで、内容がほぼわかるものから選びます。英語字幕のある短い動画がおすすめです。映画やドラマの会話は、最初は速すぎたり、音楽と重なったりしがちです。英語学習者向けのポッドキャストや、ゆっくり話すスピーチ、このページの英文から始めましょう。
無料の発音チェック:Sadaでわかること、わからないこと
自分の英文をその場でチェックしたいときは、英語の発音チェックのページで、マイクに向かって言うだけで試せます。録音するたびに、Sadaは英文のどの語が認識され、どの語が「あなたの録音では聞き取れませんでした」だったか、そして話し手とのタイミングの差を表示します。Sadaは一つひとつの音を個別に採点しません。なまりや英語レベルの点数も出しません。認識システムは、多少不完全な発音でも語を認識することがあるので、認識された語の音がすべて正しいとは限りません。自分の録音と元の音声を聞き比べ、語末や L と R に耳を向けましょう。
音声認識はあなたの端末のブラウザの中で動き、録音はどこにもアップロードされません。スマートフォンでもパソコンでも、アプリをインストールせずに使えます。YouTube の動画を読み込むためのインターネット接続と、録音するためのマイクの許可が必要です。最初の1回は、認識システムの読み込みに少し時間がかかります。字幕のない動画や、埋め込みが許可されていない動画は開けないことがあります。
YouTubeの動画でシャドーイングを続ける
短い英文が楽に言えるようになったら、英語字幕のある YouTube 動画で練習しましょう。動画のリンクを Sada に貼りつければ、1文ずつ練習できます。もっと手軽な方法もあります。動画のアドレスの youtube.com を sadaspeak.com に書きかえると、その動画が Sada で開きます。くわしくは英語のガイドYouTube の動画でシャドーイングと初心者のためのシャドーイングをどうぞ。どちらにも練習しやすい動画の一覧があります。
毎日1文だけ挑戦したいときは、毎日のスピーキングチャレンジもあります。全員に同じ英文が1日1つ出て、3回まで挑戦できます。
よくある質問
英語のシャドーイングとは何ですか?
英語の音声を聞きながら、少し遅れて追いかけるように声に出す練習です。話し手のリズム、強弱、区切りをまねします。Sadaでは、まず英文を聞き終えてから言う「あとで言う」で始め、慣れたら「同時に言う」に進めます。
初心者はどうやってシャドーイングを始めればいいですか?
意味のわかる短い英文を1つ選びます。聞いてから言い、自分の声を録音して元の音声と聞き比べます。楽に言えるようになったら、話し手と同時に言いましょう。最初は英文を見ながらでかまいません。
シャドーイングにはどんな効果がありますか?
英語のリズムや音のつながりに慣れ、聞き取りや発音の練習になります。ただし、自分の言葉で話す力には、文を作って話す練習や、人と話す機会も必要です。
無料で英語の発音をチェックできますか?
Sadaは無料です。動画の英文を録音すると、どの語が認識され、どの語が聞き取られなかったか、話し手とのタイミングの差がわかります。一つひとつの音は採点しないので、自分の録音と元の音声を聞き比べてください。
Sadaは無料ですか?登録は必要ですか?
無料で、アカウント登録も有料プランもありません。ブラウザで動き、アプリの画面は日本語で使えます。録音はあなたの端末に保存されます。動画のためのインターネット接続と、録音のためのマイクの許可が必要です。
明日も練習しますか? 1日1つ、短い文をお届けします。ワンタップですぐ録音できます。
You don't need to speak fast.
英文を聞いて、元の音声と同じリズムで言ってみましょう。
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